西武・辻発彦監督(61)が21日、都内にある西武ホールディングス本社を訪問し後藤高志オーナー(70)へ今季の終了報告を行った。
報告後の報道陣対応で辻監督はすでにメジャー挑戦を表明し今季限りでの退団が濃厚となっている秋山翔吾外野手(31)の穴埋め構想について言及した。
「メジャー挑戦とかFAは常ですから。追いかけてもしょうがない。(レギュラーが)抜ければチャンスですから。若い選手が目の色を変えてやってくれればいい」と切り出した指揮官。その上で秋山が抜けた場合の外野構想について「そうなったら金子をセンターにしようとは思っています。(両翼は)秋季キャンプで愛斗も戸川も鈴木もいいところを見せていた。(木村も含めて)みんなで競争してもらって、できる選手になれば、それでいいし(セカンドの)山野辺が出てくれば外崎の外野というのも考える」と言及した。
現在、球団がFA獲得に動いているソフトバンク・福田秀平外野手(30)の動向とも合わせ、混沌とする来季の西武の外野布陣問題。最適解を導くにはまだまだ多くの時間が求められそうだ。