お笑いタレント、レイザーラモンRG(45)、モンスターエンジンの西森洋一(40)が12日、大阪市内で行われた映画「フォードVSフェラーリ」(来年1月10日公開)のイベントに参加した。

同映画は米俳優マット・デイモン、クリスチャン・ベイルのダブル主演。1966年のル・マン24時間耐久レースで王者・フェラーリに挑んだフォードの男たちを描く。

ラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将に扮(ふん)して登場したRGは同映画を鑑賞した感想を問われると、漢字一文字で「闘」と表現した。一文字はRGの自筆で、あまりの“達筆ぶり”に司会者から「これは闘うの『闘』?」と突っ込みが入ると、「パッと見ると、『闇』に見えたんじゃないですか? 闘うです」。さらに言葉を足して「いろんなものとの闘いを挑んでいく。ラグビーは漢字だと『闘球』ですよ。ちょっと闇営業に苦しめられたところもありましたが、それでも僕はマスコミと闘いました」と訴えた。

西森は「愛」と表現。「オッサン特有の物作りに対する『愛』。でも本当は『欲』と書きたかった。映画をみるたびに欲しい、乗りたい」と話した。

ル・マン日本人初優勝の元レーサーの関谷正徳氏が2人の「漢字対決」をジャッジし、西森に軍配を上げた。悔しがるRGに司会者から「きょうのギャラにル・マンにちなんでプラス24万円があるかも」とジョークで話すと、RGは「24万円、かなりうれしいです。スタッフと闘います」と闘志満々。イベント後、プラス24万円について西森は「吉本がジャッカルですね」。RGは「あまりに吉本がジャッカルするのであれば、我々が闇営業に行って、闇試合をして、僕らがジャッカルします」とユーモアたっぷりに話した。