俳優成田凌(26)が23日、都内で主演を務めた公開中の映画「カツベン!」お客様御礼舞台あいさつに出席した。

活動弁士の染谷俊太郎役を演じた成田は、高校時代の友人が忘年会の前にみんなで映画を鑑賞してくれたといい、多くの友達や仕事仲間からも「映画観たぞ」と連絡をもらっていると明かした。さらに「エレベーターの擦れ違いざまに『おい!これからカツベン観るぞ』っておじさんからいきなり言われました」と街中でも声をかけられるほどの反響があったという。「みんなで楽しめる、映画館に来て座ってさえもらえれば楽しめる映画になっていると思います!」と胸を張った。

映画では俊太郎の幼少期の幸せな思い出も見どころの1つになっている。成田は幼い頃の思い出を問われ、「藤井隆さんのことがものすごく好きだったんですよ。ホットホットというダンスあったじゃないですか。あれをまねしたら大人に褒めてもらって、藤井隆さんのことをダンサーだと思っていたんですよ。ダンサーになりたいと幼稚園の頃思っていました」とエピソードを明かした。「褒められて伸びるタイプなんです。褒められて生きていきたい」とおどけて会場の笑いを誘った。

あいさつには黒島結菜(22)と周防正行監督も出席した。