2018年8月にAKB48を卒業し、女優として歩き出している田野優花(22)。毎年のように、元アイドル女優が誕生する中で“勝ち残り”を目指して奮闘中だ。
田野は17日に東京・IMAホールで生演奏ミュージカル「信長の野望―炎舞―」のゲネプロ&舞台あいさつに共演者とともに登場。本作は、コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズを原作としたもの。主演・織田信長は俳優の徳山秀典が務める。
見どころについて、徳山は「みんなで3か月前に集まった時にも言ったんですけど『面白いミュージカルを作ろう』と。それで本当にみんなが血マメを作りながら剣を振って…本当に悔し涙と血を流した数は、たぶん日本一どころか世界一だと思う」と力を込めた。
森蘭丸を演じる田野も「個々の熱量が今まで私が経験してきた舞台で一番ある」と告白。苦労も多かったようで「この舞台で殺陣も男役も初経験。今までミュージカルでしたことのない歌い方で(脚本・演出担当で竹千代も演じる)栗原(彰文)さんとかにしごかれて…。本当に『もう嫌だな』と思う時も正直あった」と告白した。
それでも「これを越えたら本当に吹っ切れて、みなさんに感化された。頑張ったので、私にも注目してほしい!」と声を大にした。
「田野は卒業後に新たな事務所に所属し、様々なオーディションを受ける毎日だとか。アイドル時代はダンスが得意で、身体能力を評価されていた。今回の舞台は男性キャストに囲まれて殺陣を披露するが、田野にとっては重要です。もし評価されれば、アクション女優として開花する可能性も秘めている」(舞台関係者)
AKB48グループ、乃木坂46をはじめとする坂道グループから、元アイドル女優が生まれる時代だけに、田野は差別化で存在感を発揮できるか。