ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’20」(リーダー・譜久村聖=23)が21日、東京・港区のマイナビBLITZ赤坂で、68枚目の新シングル「KOKORO&KARADA/LOVE ペディア/人間関係 No way way」のリリースイベントを行った。

 15期メンバーの3人、北川莉央(15)、岡村ほまれ(14)、山崎愛生(めい=14)が加入し、初めてのシングル。「LOVE ペディア」と「人間関係 No way way」はメロディーが同じだが、歌詞と振り付けが異なるという、モー娘史上初の意欲作となっている。

 譜久村は2曲の歌い分けに「最初はいけるかなと思ったんですが、2曲連続で歌うと、ダンスとか間違えちゃうこともありました」。佐藤優樹(20)は「みんなは重たい恋愛の曲って言いますけど、私はそうじゃないかなって」と普段は天然発言の多いキャラだが真面目に語った。

 一方でデビューシングルとなる新人メンバーは「直前まで歌詞を間違えないように、先輩の歌っているところをマネしてました。緊張しました」(北川)。ところが、生田衣梨奈(22)が「全然緊張してないと思います。ミュージックビデオ撮影が終わったら『生田さんの肌がスベスベしてた!』とか言ってるんですもん。私が新人のころは(先輩だった)田中れいなさんにそんなこと言えませんでしたからね!」と意外にも緊張していなかったことを暴露した。

 その生田は、リポーターから「生田さんは五輪まではグループを辞めないって言ってましたけど、五輪後はどうするんですか?」と追及されると「辞めませんから! 辞めさせようとしないでください!」と笑いを誘った。

 また、石田亜佑美(23)は「イベントの企画で、15期に『2人でいたくない先輩は?』のアンケートを取ったら、私が1位だったんです! だから、15期メンバーと一緒にご飯に行って仲良くしたいです」とこぼして笑わせた。

 ここで15期メンバーを巡り、小田さくら(20)から「先輩は15期メンバーに甘くなったと思います! 後輩メンバーの話が長くなったら、石田さんは『後で裏で(コメントは短くと)言っておきます』とか言っていたのに!」と突っかかられた石田は「小田はそういうこと言わなくていいの!」とピシャリ。お約束の“石田VS小田”が勃発し、令和の時代になってもこの不毛な戦いは続きそうだ。