演歌ユニット「北島兄弟」として活躍してきた北山たけし(45)と大江裕(30)の2人が今年、それぞれ2年ぶりのソロシングルをリリース。今年はソロ歌手としても勝負に出る。
2018年にシングル「ブラザー」をリリースし、2人で活動をスタートさせた。その年には日本レコード大賞企画賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも師匠・北島三郎とともに出演した。その後もコンサートや明治座での公演など、活躍の場を広げてきた2人だが、今月12日に北山が「龍神海峡」、大江が「泥んこ大将」と、それぞれシングルをリリースする。
その北島兄弟の2人は、同じ“北島ファミリー”の原田悠里、山口ひろみとともに3日、東京・八王子の高尾山薬王院で行われた恒例の豆まきに参加。北島は昨年末に自宅で転倒した際、足の指を折ったため、この日は欠席した。北山は「俺の分まで豆をまいて福をもらってこい、と言われた」と話した。
2年ぶりのシングルに気合の入る2人。2年間のユニットでの活動に大江は「本当にやってよかった。兄さん(北山)とやるときはロック演歌だったりポップス演歌だったりいろいろなことに挑戦することができた。それにいろんな人から『よっ! ブラザー!』とか『兄弟!』と声をかけてもらえるようになった」。ユニット名も広く浸透したようだ。
関係者によると、今年はソロだけでなく、ユニットの活動も並行してやっていくことになるという。北山は「お互いにいい刺激になった」と話していたが、ユニットでの活動がソロに生かせるか、注目だ。