元日本テレビアナウンサーでタレントの上田まりえ(33)が、新型コロナウイルスによる外出自粛で再びネット上で盛り上がっている「バトン」について、「本来の目的からかけ離れたものになる気がして」と、休止するとした。

「バトン」とは、ネット上でさまざまな“お題”をユーザー間で回してつなげていく遊び。かつて流行したが、外出自粛が続く中で再び盛り上がっており、芸能人らの間でも、歌唱動画を受け継ぐ「うたつなぎ」や、ギャグを披露する「ギャグつなぎ」などさまざまな企画が行われている。

上田は16日、ツイッターで「各種リレーのバトンをいくつかいただいておりますが、ストップさせてください」とし、「繋(つな)いでくださった方、繋(つな)ぐことを楽しみにしてくださっていた方、申し訳ございません」と詫(わ)びた。

「本来の目的からかけ離れたものになる気がして、投稿することを躊躇(ちゅうちょ)する自分がいます。次に繋(つな)ぐことを考えたときにおのおの抱えているもの(何らかの事情)があると想定され、誰かを選ぶのが困難であるのも理由のひとつです」と説明し、「取り組み自体は本当に素晴らしいものだと思いますし、みなさん誰かを笑顔にしたいという気持ちは同じだと思います。私も見て、楽しませていただいております」とした上で、「こういうときだからこそ、あえて私はいつも通りでいようと思っています」とした。