映画評論家の町山智浩氏(57)が30日、ツイッターで自身が在住するアメリカのコロナ対策を紹介し、日本の現状に疑問の声を上げた。

 町山氏は「ロサンジェルス市は全米で初めて、希望する住民すべてがコロナ感染検査を無料で受けることができるようになります。感染動向をできるだけ可視化してコントロール下に置き、データに基づいて外出禁止を解除を検討することができます」と現地の報道を引用し、日本の対応との違いを紹介した。

 町山氏は直前のツイートでも「データとして信頼できる検査数に基づかない『なんとなく』の緊急事態宣言は、なんのデータにも基づかずに『なんとなく』延長され、『なんとなく』解除されるだろうが、外国はちゃんとしたデータが出ない限り、日本を渡航要注意国から外さないよ」と安倍政権の方針を批判。

 これに対しネット上では「日本は江戸時代の鎖国に逆戻り」「なんとなく』日本にオリンピック見にいくかとはならない」との反応が上がっている。