EXILE TETSUYA(39)が7日、学長を務める「EXPG高等学院」のオンライン入学式に出席した。

同校は、LDHが展開するエンターテインメントスクール「EXPG STUDIO」と、ドワンゴが運営する通信制「N高等学校」が業務提携。4月に開校予定も、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて入学式も延期になっていた。

記念すべき1期生は、118人(女性87人・男性31人)。今月11日から、オンラインでの講義やダンスレッスンでカリキュラムをスタートさせる。入学式にあたってTETSUYAは「ついにこの日がやってきました。EXILEメンバーをはじめ、LDHのアーティストたちもスタートを楽しみにしています。(ダンスの面接で)みんな夢に満ちあふれている姿を覚えています。まずは皆さんの健康と安全を考えながらこの学校を進めていきたい」と式辞を述べた。

また「僕からは3つのことを伝えます。1つ目は、皆さんが今日持ってきた夢は全てかなえてください。好きなだけダンスの練習と勉強を楽しんでください。2つ目、全員と友達になってください。これからの時代、ダンスの職種も多種多様に増えていきます。3つめ、未来は分からなくなったということです。新型コロナウイルスの影響で、人と人と会うことが簡単にできなくなりました。今、世界中のダンサーたちがどう伝えていくか模索しています。でもこれはネガティブな意味ではありません。今までとは違った可能性が広がっています。ダンスの未来を作るのは皆さんです。皆さんの夢を一緒にかなえていきましょう」と呼びかけた。

式では、お祝いメッセージが三代目 J SOUL BROTHERSとGENERATIONSのメンバーから寄せられたほか、「EXPG STUDIO」スーパーバイザーでもあるGENERATIONS中務裕太(27)は「アーティストになりたい、ダンサーになりたい、何でもいいので、どんどん夢を発信していってください。自分の可能性を探し続けることを忘れずに頑張ってください」と祝辞を述べた。

新入生代表で、東京校の酒井優斗さん(15)は「波乱の幕開けとなりますが、これから始まる高校生活には夢を抱いています。ダンスだけでなく勉学にも励んで、1期生として励んでいきたい。3年後の卒業式には、それぞれが達成した目標をかなえて、一堂に会したいです」とあいさつした。

同校は、ダンスを学びながら、ネットを活用して高卒資格を取得できる仕組みで、「ダンスを仕事にしたい」子供たちを応援するために、昨年11月に開校を発表していた。特別講師にはラモス瑠偉やRIKACOらLDH所属アーティストやタレントも務める予定。