テレビ朝日系「ミュージックステーション」(金曜午後9時)が8日、1カ月ぶりに生放送された。
MCのタモリ(74)と並木万里菜アナウンサー(24)は、感染拡大防止のために距離をとって出演。1カ月ぶりの生出演となり、並木アナから「何をされていますか?」とコロナ禍での過ごし方を聞かれると、タモリは「定年後ってこういうことかなって思ったね。まあまあ楽しんでるよ」と、自粛生活の充実ぶりをうかがわせた。
この日は別スタジオにRADWIMPSが登場。同番組出演のために新曲を制作した野田洋次郎(34)は「自粛期間は鬱々(うつうつ)とした気持ちでいたんですけど、ここに向けて曲を作ろうと思ってから毎日みるみると生命力が湧いてきたんです」と制作過程を回想。「みんなが新しい未来を創造していくような気持ちになる曲になれば」と思いを語った。無人カメラ9台が囲む中、メンバーが一定の距離をとった上で新曲「新世界」を生披露した。
この日はRADWIMPSの他、小沢健二、ゴスペラーズ、スガシカオ、Superfly、Toshlの6組がVTRやリモートで出演した。
同番組は先月14日から生放送を休止し、過去映像やアーティストからのメッセージVTRで構成する特別編を放送していた。