MBSテレビ(大阪市北区)は25日、9月16日午後8時から生放送される「歌ネタ王決定戦2020」(関西ローカル)のリモート記者会見を開き、決勝進出者を発表した。

ファイナリスト8組は、アイロンヘッド、うしろシティ、お見送り芸人しんいち、きつね、こがけん、五次元のシャボン玉、SAKURAI、さや香の8組。

きつねは昨年の同大会で準優勝。さや香は18年決勝進出。アイロンヘッドは13、18年ファイナリスト。お見送り芸人しんいちは昨年決勝進出で、コンビ「田中上野」で15年にも決勝進出。うしろシティ、SAKURAI、五次元のシャボン玉、こがけんは初の決勝進出となる。

さや香の石井(32)は「2年ぶり2度目の決勝なんで気合入ってます」。石井は7月に結婚。まだ同居していないといい「この結果で新居の部屋の数が決まります」と意気込みを語った。

それぞれのライバルを聞かれると、きつねの大津広次(31)は、うしろシティ阿諏訪泰義(37)が6日に結婚したことをネタにボケて笑わせた。続けて「うしろシティさんです。絶対に勝ちたい」と話した。8日に結婚を発表したアイロンヘッド辻井亮平(35)は、自分も含め3人が結婚したことに「誰が1番結婚したかはっきりしたい」とボケて笑わせた。

敗者復活戦出場者は、ジャングルポケット、新作のハーモニカ、ベルサイユの3組。

同大会は音楽と笑いを融合させたネタのおもしろさを競う賞レース。審査基準は「とにかくおもしろい歌ネタ」。第8回となる今大会は動画審査で準決勝が行われた。賞金は300万円。決勝の司会は小籔千豊、フットボールアワー後藤輝基が務める。