西川きよし(74)石田靖(54)が、田舎をノープランで散策する「やすしきよしの夏休み2020」は、カンテレで6日午後4時から放送(関西ローカル)される。同局が5日、発表した。

同番組は01年に始まり、20回目を迎えた。毎年、石田ときよしの「やすきよコンビ」で全国各地を旅してきた。今回は、キャンピングカーで京都府丹後半島から海沿いの町をめぐり、グルメや自然を満喫する。

旅は伊根町北部の漁港からスタート。伊根の海に魅力を感じ、移住してきたという男性に出会う。若手漫才コンビ「さや香」が合流し、男性の案内で、シーカヤックに乗って「青の洞窟」を目指す。

続いて、京都でただ1人の海女だという女性を訪ね、きよしと石田も海女漁を体験する。宮津の店では「横山やすし・西川きよし」の伝説の漫才レコードが登場する。最後はバーベキューをし、2人は20年を振り返る。

ロケ収録後、きよしは「今回は青の洞窟といい、海女さん体験といい、すばらしかったです」と語った。

石田は「きよし師匠はぶれてないというか、軸が変わってないんです。いつも旅の途中で一緒にお風呂に入ったときに、きよし師匠と深い話をさせてもらったりしています」と語る。きよしを「芸人として『持ってないとあかん部分』や、強さを持ち続けている方だと思います」と感服した。

20年続いた番組に、きよしは「元気な限りは続けさせてもらいたいですね」。石田も「まだ皆さんが見たいと思っていただける間は続けたい」と、それぞれ意気込みを語った。