俳優の黒沢年雄(76)が21日、自身のブログを更新。20日に都内の自宅で亡くなった俳優の藤木孝さんをしのんだ。

 黒沢は「昨年、僕らの公演を観にいらしてた…。16歳の頃…。銀座のジャス喫茶…美松で、初めて藤木孝さんを観た。当時のヒット曲、『24000のキッス』をツイストダンスで、踊りながら歌っていた…昨日の事のように思い出す」と藤木さんとの出会いを振り返った。

 さらに、藤木さんが3月以降、新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなっていたと報じられていることにも言及。

「男女問わず、俳優、役者は生活が厳しい、アルバイト生活者も多数いるが…職種によっては、直ぐ辞めさせられる。特に藤木さんクラスになれば、年齢的にもアルバイトは不可能だ…。何の保証もない。逃げ道があるけど、プライドが許さないのだろう。コロナが解決されなければ、同じ事例が次々出ると思う…。現実だが、寂しい、哀しい…」とつづった。