巨人ドラフト2位・太田龍投手が29日、イースタン・リーグの楽天戦(ジャイアンツ球場)に先発するも、3回1/3を投げて2本塁打を含む被安打12の10失点と大炎上した。

 この日の太田は初回から荒れに荒れた。安打と四球などからあっさりと一死二、三塁のピンチを招くと、4番・下水流の打席で暴投してしまい早々に先制点を献上。その後も犠飛や味方の失策などで初回から計3失点とすれば、その後もまさかの毎回失点を重ねていく。

 4回には和田と下水流にそれぞれ2ランを浴び、この試合10点目を失うと、続く山下に安打を打たれたところで無念の4回途中KO。登板後、太田は「試合中にすべてにおいて修正できませんでした。チームに申し訳ございません」と謝罪した。

 先発要員として一軍昇格が有力視されていただけに、この日の登板内容は思わぬ誤算となってしまった。