俳優の高知東生(55)が1日、ツイッターを更新。2016年9月に覚醒剤取締法違反の有罪判決を受け、先月30日に執行猶予満了となったことを報告し注目を集めたが、声援も多い一方、批判の声もあったことを報告した。
出自に関する書き込みもあったようで「俺の執行猶予満了がネットニュースになりいくつか『ヤクザの息子が!』という書きこみを貰った。俺のお袋は確かに任侠の親分の愛人だった。親と暮らしたのは僅か2年だったけどこのバックボーンは生涯通じて俺につきまとうだろう。それを自叙伝で全てを明かせて本当に良かった。俺には重い十字架だった」と現在の気持ちをつづった。
似たような境遇の人間は少なくないとし「俺はこうして重荷を降ろせる環境を与えて貰ったけど、どんなに真面目に暮らしていても親のことで、いまだに辛い思いをする人は多いだろう」と指摘し「隠し続ける暮らしは不安で自尊心や自己肯定感を失う。子供は親を選べない。親と子など、家族であっても別物の人生があると理解して貰えたら有難い」と訴えた。
さらに「俺は愛人・薬物・ラブホテルのスリーカードの他に、任侠の息子というフォーカード目もあったな」と自虐しつつ「それでも生き直しに立ち上がる事ができた。支援者、依存症の仲間達、Twitterで繋がり支えてくれる人達に感謝したい。少しでも家族の問題で心の重荷を抱える人の励みになれたら嬉しい」と感謝の気持ちを表明した。