日本学術会議が推薦した会員候補6人を、菅義偉首相が任命しなかった問題で、芸能界にも疑問の声がじわりと広がっている。

 タレントのラサール石井(64)は4日、自身のツイッターで、ネットの署名活動「菅首相に日本学術会議会員任命拒否の撤回を求めます!」に署名したことを明かした。

 この日、ラサールはオンライン署名サイト「change.org」の当該テーマのリンクを張り、「署名しました。」とツイート。その後、表現の自由について言及している社会学者・宮台真司氏の動画とコメントがつぶやかれているツイートをリツイートした。

 芸能界にもこの問題が広がりつつあるようだ。3日には宍戸開(54)が「外された6名の教授がメディアに答えているのに政府はなぜその理由を述べられないのか?」と疑問を呈しているほか、豊原功補(55)も「理由の説明もなく、では誰だってオカシイよ」と訴えている。
 
 菅首相は2日、6人を除外した理由について「法に基づいて適切に対応した結果です」としている。