J2磐田の鈴木秀人強化部長(45)が、J1G大阪から期限付き移籍した元日本代表MF遠藤保仁(40)に大きな期待を寄せている。

 磐田は昨季J2に降格。1年でのJ1復帰を目指していたが、9月5日の新潟戦(デンカスタ)以来7試合未勝利。残り18試合で昇格圏内の2位と勝ち点16差をつけられ、13位に沈んでいる。

 6日のオンライン取材で鈴木強化部長は「ゲームコントロールに課題があったので、ゲームコントロールできる選手を頭に入れているところに話が来たので、ずっと検討していた。また、セットプレーっていうところでのキッカーの不在が多少あったので、そういうところも含めてこちらが考えている課題の中で、遠藤選手っていうところが適任の人選だったので、一気に話が進んだ」と獲得までの経緯を明かした。

 また「先を見据えて強いチームを作っていく上で若手が多いので、若手選手の見本となるプレーだったり、そういうところでもこちらは期待しているので、力を発揮してほしい」とエールを送った。