教育評論家の尾木直樹氏(73)が21日、ブログで東海大学野球部寮学生の大麻事件に言及した。

 同大学の複数の部員が大麻を使用していたとして、大学側は野球部を無期限活動停止を発表。

 この処分について「連帯責任で部活動無期限停止処分はナンセンスの極み!時代遅れの集団集団!現代では個別教育が中心、個の確立と多様性の尊重こそ『教育課題』のはずですーー東海大学の『連帯責任論』はどう考えても間違いではないでしょうか?」と批判した。

 東海大学は野球強豪校でプロや実業団入りを目指す選手も多く「調査して関係者の皆さんを厳罰に処すればいい話ですーーこんな野蛮な連帯責任処分 真剣にプロ目指す学生から訴訟されても大学側には勝ち目はないのではないでしょうか 全くの人権侵害に他なりません」とし、裁判沙汰になれば大学側は敗れるという見解を示した。