「ミセス・アース・ジャパン」は、12月1日にグランドファイナルが行われる。通常のコンテストに加えて、別枠でスペシャルアンバサダーを務める8人が表彰されるのだが、故人である本田美奈子さんも選ばれているというから驚きだ。

 同コンテストは独身者のミスコン「ミス・アース・ジャパン」の既婚者版で、今年初開催。年齢別に4部門が設けられ、美しさだけでなく社会貢献活動などを考慮した審査が行われる。

 熊田曜子、元バドミントン五輪代表の潮田玲子、エビちゃんこと蛯原友里の双子の妹で日本チャイルドボディケア協会代表理事・蛯原英里らがスペシャルアンバサダーに就任。大会当日には社会貢献活動や影響力・発信力・行動力を評価されて表彰される。

 スペシャルアンバサダーに名を連ねる本田さんは1980年代にアイドルとして大活躍し、独身のまま2005年に38歳の若さで白血病のため亡くなった。それだけに〝ミセス〟とは縁遠いように見えるが、関係者は「本田さんは『リブ・フォー・ライフ美奈子基金』で白血病患者のために社会貢献し、亡くなってからも基金が継続されている」ことを評価したと明かした。

 表彰時には本田さんの生前の映像を流して功績をたたえるという。

 22日には発表会見が行われ、スペシャルアンバサダーを代表して蛯原が出席。アンバサダーのオファーを受けた時は「(自分は)コンテストに出る方なのかなと思った」と驚いたという。

 現在は2児の母でありながら、変わらぬ美貌を維持している。「家族の時間を大切にすること。娘が早寝早起きなので、それが私の生活リズムとなって美容にもつながっているのかな」と、幸せそうに秘訣を明かした。