ゴルフの国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」初日(30日、埼玉・武蔵丘GC=パー72)で、久々に国内女子ツアーに戻ってきた渋野日向子(21=サントリー)が、8番パー3で見事なホールインワンを達成した。
この日は1番パー5でバーディー発進。その後7番までパーを続けて、8番で快挙。8Iで放った一打はピン手前から何度かバウンドしてカップイン。渋野は驚きの表情を浮かべ、その後、キャディーとヒジタッチした。前半を3アンダーとして、この時点で首位の申ジエ(32=韓国)に1打差の2位で後半に折り返した。
渋野はコロナ禍の中、英国、米国と約2か月の海外遠征を経て帰国。2週間の自主隔離期間を挟み、6月の「アース・モンダミン」以来、4か月ぶりに国内ツアーに参戦している。
ツアーでのホールインワンは2018年に唯一ツアーに出場した「アース・モンダミン杯」の初日以来2度目。同大会では2日目に崩れて予選落ちしている。