日本女子プロレス史上初の〝還暦現役レスラー〟となった極悪女王・ダンプ松本(60)が生涯現役を誓った。

 ダンプは11日に60歳の誕生日を迎えた。13日になっても日本全国のファン、知人から山のようなプレゼントが届き続け、誕生日当日には極悪同盟の盟友・影かほる(57)から赤いバラの大きな花束が贈られた。

 還暦記念大会は新型コロナウイルス感染拡大のために来年に延期となっているが「こういう状況だから誕生パーティーも開けなかったけれど、状況が落ち着けば、来年には必ず還暦大会とパーティーを開催したいね」と意気込んだ。

 記念すべき還暦最初の試合は「アッセンブル」20日の東京・上野恩賜公園野外ステージ大会。堀田祐美子(53)、KAORU(51)と組んで、永遠のライバルで女子プロレス界最大のカリスマ・長与千種(55)、ジャガー横田(59)、伊藤薫(49)組と対戦する。

「ここまできたら生涯現役を狙うぜ。70歳と言わず80歳を超えても現役でいたいね。目指すはグレート小鹿さん!」と、ダンプは「不死身の78歳」と呼ばれる大日本プロレス会長の名前を挙げつつ、士気を高めていた。