AKB48(チーム8、チームB)の清水麻璃亜(23)が朗読劇「グーとパーでチョキを出す」(12月18~19日、千代田区有楽町のオルタナティブシアター=全4公演)に出演する。

 女子大生サキ役の清水は、ルームシェアをしている主人公の男子(タカヤマ)に恋をして、ひょんなことから同じくルームシェアする女の子とも3人で付き合うことになるというストーリー。少しめんどくさがりな今どきの女の子という性格で、3人で付き合うということに対して、このままでいいのかどうか分からなくなるものの、次第に成長していくヒロインを演じる。

 清水はコロナ禍の中、舞台に立つ思いを本紙にこう語った。

「この1年はたくさんの方が今までの生活との変化に息苦しさを感じてる方が多いと思います。でも、こういった状況の中で舞台に立てることがとってもうれしいです! 見に来てくださった方にとびっきりの楽しい時間をお届けできるように、私自身も楽しんで頑張りたいと思ってます」

 朗読劇の経験がほとんどなく、声で表現するということに、まだ自信を持ててないという。

「でも、演じるということは好きで、これから勉強して頑張っていきたいので、たくさん学んで自分の力にしたいです。ストーリーがラブコメなので普段なかなか味わえない、ドキドキもメラメラもハラハラも、いろんな気持ちになれることが楽しみです! そして同じチームで同期の小田えりなちゃんとは、一緒に活動してきて7年目ですが、今までお芝居で共演したことがなかったので、今回初めて一緒に朗読劇で舞台に立てるのがとっても楽しみ。お互い支え合いながら切磋琢磨して楽しみたいと思います」

 また、役についてはこう語った。

「最近は舞台での役柄が、ブタとかハチとか幽霊だったりしたので、こうして等身大の女の子を演じる事ができてうれしいです(笑い)。サキは少し不器用でサバサバしている感じがするけど、タカヤマくんと何かあるたびにほっぺを赤くしちゃうような乙女なところもある女の子な気がします。好きな人に告白したり、これからも変わらず仲良くしてほしいって、しっかり気持ちを伝えられる芯の強い女の子です。私自身は家族や友達、ファンの皆さんにも自分の気持ちを素直に伝えるのが苦手なので、私もサキみたいに気持ちを伝えられるようになりたいです!」