日本女子プロレス史上初の現役還暦レスラーで〝極悪女王〟ことダンプ松本(60)が8日、終生のライバルで女子プロレス界最大のカリスマ・長与千種(56)の誕生日を自身のブログ上で祝福。短いながらも熱いメッセージを寄せた。

 ブログでは「今日は千種の誕生日」とのタイトルで、長与と笑顔でツーショットのポーズを決める写真が掲載されている。また「おめでとう」と絵文字で装飾されたメッセージを寄せつつ「女子プロレス界の太陽 がんばれー」と熱いエールを送っている。

 ダンプは1984年に全日本女子プロレスで最凶悪役軍団・極悪同盟を結成して、長与とライオネス飛鳥(57)のクラッシュギャルズと一大抗争を展開。日本全国を熱狂の渦に巻き込み、女子プロレス黄金時代を築き上げた。

 くしくも長与が率いる女子プロレス団体「マーベラス」は11月26日に練習生1人が、新型コロナウイルス感染が判明したため、11月30日新木場大会を中止。5日まで他団体への出場を自粛していたばかり。最大のライバルからのバースデーメッセージは、活動再開へ向けて長与にとって何よりの励みになったに違いない。