ジャーナリストの門田隆将氏(62)が9日、ツイッターを更新。わが国を脅かす脅威に対抗すべく、長射程巡航ミサイルの開発方針を固めた安倍前首相の実弟・岸信夫防衛相の手腕を高く評価した。

 門田氏は「防衛省が地対艦ミサイルを改良し、敵ミサイル射程圏外から攻撃できる長射程巡航ミサイル開発方針を固め、来年度予算に335億円の関連経費計上へ。さすが岸信夫防衛相。これで敵基地攻撃も可能に」と指摘。

 続けて「中国の意を受けた日本の〝内なる敵〟の反撃に注目。国民の命の『真の敵』が分る」とつづった。

 わが国の安全保障政策において「敵基地攻撃能力」の保有はこれまで幾度となく議論が行われてきたが、憲法第9条は戦争の放棄、戦力の不保持を定義しており、〝違憲〟との声が根強かった。
 
 ただ、周辺諸国のミサイル開発は、予想以上のスピードで進んでいる。敵国からミサイルが発射され、守るに守れなかったという事態を防ぐため、安倍前首相は敵基地攻撃能力の保有を視野に入れたミサイル阻止能力の整備方針を明かしていた。