AKB48の小田えりな(23)と清水麻璃亜(23)が17日、東京・有楽町のオルタナティブシアターで行われる朗読劇「グーとパーでチョキを出す」(18~19日の全4公演)のゲネプロを公開した。

 ルームシェアをしている主人公の男子(タカヤマ)に恋をして、ひょんなことから同じくルームシェアする女の子とも3人で付き合うことになるというストーリー。

 2人は18日の2公演に出演し、清水は主人公と付き合う女子大生サキ役、小田はサキの親友・ナオコ役を演じる。

 清水は「こういう時期に舞台に立てるので、来てくださった方に楽しんで帰っていただけたら」と、コロナ禍でステージに立つ思いを明かした。

 小田は劇中で恋人からプロポーズされ、受け入れるシーンも。「AKB48の自分では考えられないようなシチュエーションで、難しくて…。生きててまだプロポーズされたり、そういう感情になったことがないので(笑い)。でも、AKB48ではできない経験なので、楽しもうと思います」と意気込んだ。

 2人とも、11月から山田まりや、武田航平、元AKB48の田野優花らが所属する芸能事務所「セントラル」に移籍。小田は「たくさんお仕事をさせていただいてうれしいです」と話すと、清水はうなずきながら「事務所に移籍したなって思います」と声をはずませた。

「大好きな麻璃亜ちゃんと一緒にお仕事をいっぱいできる」「私も大好きなえりなちゃんと一緒に仕事ができてうれしい」と語る親友同士の2人。今後したい仕事は2人で「しゃべるのが好きなので、一緒にラジオをしたい」と夢を描いた。

 来年の抱負について、清水は「とにかくいろんな舞台に出て、お芝居の勉強をいきたい。移籍をきっかけに仕事の出会いも増えると思うので、いろんな挑戦をして自分を高めたい」ときっぱり。

 また、小田は今月1日に行われた、AKB48グループの歌姫の座を競う「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の決勝大会に進出したが、惜しくも優勝を逃した。

 小田は「歌が好きで、(決勝大会に)進んでも一歩上に行けない自分がいる。ステップアップして『(愛称である)〝おだえり〟の歌っていいよな』ってたくさんの方に思っていただけるように、練習を積み重ねて頑張る1年にしたい」と誓った。