ジャニーズの4人組ユニット「ふぉ~ゆ~」の辰巳雄大(34)が24日、大阪市内で、主演舞台「ぼくの名前はズッキーニ」の取材会に出席した。

東京公演は来年2月28日~3月14日、よみうり大手町ホール。大阪公演は3月19日~同21日、クール・ジャパン・パーク・大阪・TTホールで行われる。

母を亡くした孤独な少年ズッキーニが養護施設で仲間や優しい大人たちと出会い、前を向いて生きる姿を描く。辰巳は「素直で真っすぐなズッキーニをしっかり演じたい」と意気込みを語った。

メンバーの福田悠太(34)とコンビ「つ~ゆ~」を組み、M-1グランプリに挑戦。昨年は3回戦、今年は2回戦に進出した。

辰巳は「来年も出たいです。やっぱり負けっぱなしじゃ悔しいので。毎年毎年、新たな発見があって、超初心者なので成長を感じてしまう」とリベンジを誓った。

松崎祐介(34)越岡裕貴(34)もコンビ「おつゆ」で今年M-1初挑戦。来年の挑戦に、辰巳は「コンビを変えるのもあるかもしれないですね。いろんな個性が集まった4人なので。相方を3人変えてエントリーしている可能性あります」と話した。「(A.B.C-Z)河合郁人とかつかまえてエントリーもありかな。『ジャニーズモノマネ漫才』で」とも笑わせた。

少年ズッキーニの役作りは「真っすぐ素直なズッキーニっていうだけで稽古場に行って、どんどん影響されていこうと思っています」と明かした。漫才とどちらが難しいか聞かれ、「漫才の方が難しいかな? でも漫才と似ている部分で言うと、お客さんが入ってまた変わるのが演劇も漫才も一緒。漫才がうまくなる方法があったら教えてください」と答えた。

ピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ2021」のエントリーは25日まで。辰巳は「芸歴10年以内ですよね? 芸歴は22年。でも芸人としてはまだ2年くらい」と笑顔だった。