女優黒沢あすか(49)がフジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の第12話(2月1日)と第13話(同8日)にゲスト出演する。
主役の万木朝顔(上野樹里)は神奈川県にある興雲大に勤める法医学者。第12話で、朝顔たちのもとに、雑居ビルの非常階段の一番下で亡くなっていた住所不定無職の20歳の女性の遺体が運ばれてくる。女性の遺体からは薬物使用の痕跡が見つかった。黒沢は、遺体の女性の母親・松野翠役。娘の薬物使用を信じない母心を演じる。
黒沢は「究極の母心を演じさせていただけると知らされたときは誠心誠意、努めるしかないと背筋が伸びました。“私はあの子の母親です”と母親の尊厳を見せます。でも想像を超える現実が目の前に横たわり混乱してしまう。実際の私は息子3人の母親で、幼い頃とは違い“信じているからね”の代わりに多くを語らずに見守る姿勢をとっています。複雑な母心を感情に任せて演じないよう心掛けました」と話している。