トムとジェリー：実写映画の日本語吹き替え版に水瀬いのり、大塚芳忠、千葉繁、日野聡、坂本真綾、浪川大輔　豪華声優集結

　今年誕生80周年を迎える人気アニメ「トムとジェリー」の実写映画「トムとジェリー」（ティム・ストーリー監督、3月19日公開）の日本語吹き替え版に水瀬いのりさん、木村昴さん、大塚芳忠さん、千葉繁さん、坂本真綾さん、日野聡さん、浪川大輔さん、新谷真弓さんの豪華声優陣が出演することが1月27日、分かった。トムとジェリーのコミカルな姿を描いた日本版ポスタービジュアルも公開された。

ウナギノボリ

インタビュー：筧美和子　30歳、原点のグラビアに立ち返った

　水瀬さんはトムとジェリーのケンカに巻き込まれてしまう新人ホテルスタッフのケイラ、木村さんはケイラの上司・テレンス、大塚さんはホテルのオーナー・ドゥブロー、千葉さんはホテルスタッフのジャッキー、坂本さんはホテルで開催予定のウエディングパーティーの新婦・プリータ、日野さんは新郎・ベン、浪川さんはホテルのバーテンダー・キャメロン、新谷さんはホテルスタッフのジョイをそれぞれ演じる。

　映画は実写の世界にアニメーションのトムとジェリーが登場する。ジェリーが引っ越したニューヨークの高級ホテルで世界が注目するウエディングパーティーが開かれることになるが、トムとジェリーのせいでパーティーが台無しになる。汚名返上のためにタッグを組むことになったトムとジェリーが、世界一すてきなウエディングパーティーを開こうと奮闘する。

　◇水瀬いのりさんのコメント

　トムとジェリーといえば動きや仕草で感情やこれからの展開を伝える世界共通のコミカルさが印象的な作品だなと感じています。トムの怒りで真っ赤になった顔、ジェリーの意地悪でシニカルな笑みによって構成される二人の関係性にこの映画でもたくさん笑わせていただきました。

　◇木村昴さんのコメント

　海外で生まれ育った僕にとって、子供の頃一番好きで見ていたアニメが「トムとジェリー」でした。だから、今もし子供の頃の自分に会えるとしたら、めちゃくちゃ自慢してやりたいくらいに、この映画に携われたことがうれしくてたまりません。実写とアニメの世界が同時に楽しめる真新しいスタイルのトムとジェリーを、今の子供たちにも楽しんでもらえたらうれしいなと思います！　個人的に注目してほしいところは、テレンスがスパイクを散歩に連れて行くシーン！　爆笑間違いなしです！

　◇大塚芳忠さんのコメント

　子供の頃、一番のめり込んで見たのが「トムとジェリー」でした。はじめは白黒の映像でしたが、アニメーションのなめらかな動き、それにピッタリとシンクロする音楽と効果音の楽しさ。そんな二人のチャーミングな活躍は、今回の映画「トムとジェリー」の撮影技術と最新の映像の中でもあの頃のままでした。

　◇千葉繁さんのコメント

　大好きだった「トムとジェリー」に自分が出演することになるとは、いや～、人生って不思議というか楽しいですねぇ！　私はジャッキーという料理長の役をやらせていただいたのですが、ストーリーも楽しく、トムとジェリーが画面の中を縦横無尽に駆け回り、アニメと実写が見事に融合していて、無条件に楽しめる作品です。では皆様、楽しみにしていてください！！

　◇坂本真綾さんのコメント

　子供の頃はトムが悪いやつに見えて、ジェリーを応援してました。大人になった今は、根は優しくて一生懸命なトムの不器用さがたまらない。ふたりの仲良くけんかする姿は、全力でぶつかり合える仲間がいることの幸せを感じて、なんだか泣けてきます。いくつになっても大好きです。

　◇日野聡さんのコメント

　「トムとジェリー」といえば、お茶目でやんちゃな猫【トム】と可愛い顔して賢くクールな【ジェリー】のドダバタ劇ですよね。ユーモアたっぷりなコメディーで、ライバルでありながら親友でもある二人のやり取りに、この映画でもいっぱい笑わせてもらいました！　世界中で愛され、世界中のみんなが笑顔になるすてきな作品ですよね。

　◇浪川大輔さんのコメント

　トムとジェリーは、全世界の誰もが通る作品だと個人的に思っております。可愛らしさとドタバタは本映画にしっかり反映されております。懐かしく思う人、新しく思う人さまざまだと思いますが、誰もが楽しめる作品というのは間違いありません。映画ならではの要素も含め思いっ切り楽しんでくださいませ！！

　◇新谷真弓さんのコメント

　子供の頃は話を覚えてしまうほど毎日見てました。私の笑いの原点です。大人になってからも追っていて、OVAの数々から近年のシリーズまで、どの時代もそれぞれ魅力にあふれてますが、特にチャック・ジョーンズ監督のおしゃれでちょっとシニカルな世界観とむちむちしたジェリーが大好きです！