イングランド女子スーパーリーグのトットナムは29日、ウェストハムから韓国女子代表MF趙昭賢(チョ・ソヒョン=32)が加入し、練習を開始したと公式ホームページで発表した。同クラブ所属の男子韓国代表のエースFW孫興民(28)と〝共闘〟となる。

 2016年に日本のINAC神戸でもプレーした趙は、韓国代表として国際Aマッチ126試合出場20得点を誇るプレーメーカー。同ホームページで「スパーズと契約できることをうれしく思います。チームメートを助けたいし、シーズンの終わりまでにトップ5(現在7位)に入ることを望んでいる。新しいチームメートと遊んだり、仕事をしたりするのを楽しみにしています」と英語で語ったという。

 同国出身の女子選手の加入に、イングランド・プレミアリーグ得点ランキング2位と大活躍中の孫はビデオメッセージを送り、トットナムでのサポートを約束。趙は「ここにいることにとても興奮しています。私は孫からのビデオを見ました。彼はとても親切で、彼が私にそのメッセージを残したとは信じられません。私はとても幸せでした!」とコメントした。

 イングランド女子スーパーリーグのアストンビラには昨年12月からなでしこジャパンFW岩渕真奈(27)が参戦しており〝日韓対決〟も期待される。