スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)に強力な〝援軍〟だ。

 ヘタフェは30日、ビリャレアルからモロッコ代表DFソフィアン・シャクラ(27)の期限付き移籍での加入を発表した。

 シャクラは3部などのチームを渡り歩き昨年1月にビリャレアルBチームからトップチームへ昇格した苦労人。しかし厚い選手層に阻まれ出場機会に恵まれず、今季の出場はわずか3試合とウナイ・エメリ監督(49)から冷遇されていた。

 ビリャレアルでは久保と同僚で、同じようにヘタフェへ移籍してきた共通点がある。ヘタフェには同じバルセロナの下部組織出身で同じタイミングで加入したMFカルレス・アレニャ(23)や、マジョルカ時代に盟友だったFWクチョ・エルナンデス(21)らよく知る選手がいるが、気心の知れた選手がまた一人加入したことで、戦力面だけでなく久保の活躍を後押しする心強い存在となりそうだ。