ボートレース若松の一般戦4日間シリーズが11日、開幕する。前検日の10日はエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。初日メインのドリーム組では鶴本崇文(35=大阪)が良機を獲得。関裕也(37=福岡)も気配良好だ。予選スタート組では、エース格の21号機を峰重力也(30=岡山)がゲット。前検一番時計は岡本翔太郎(26=山口)の6秒69だった。
初日メインのドリーム戦は地元の鳥飼真(47=福岡)が1号艇に座り人気を背負うが、大外枠でも狙ってみたいのが好リズムで参戦する高倉和士(29=福岡)だ。
当地1月ルーキーシリーズで今年初Vを飾ると1月尼崎で優出5着→2月福岡で優出3着と近況は絶好調。「1月の優勝はいつも通りやっていたら、チャンスをつかめて結果的に優勝できた感じ。最近はいいエンジンばかり引いてるからかな。伸びよりも乗りやすさを求めての調整が当たっているのかも」と秘訣を明かす。
前検日までの来期適応勝率7・18は自己最高ペース。「今期は調子がいいので、せっかくだから7点勝率を残したい。同じA1でも、7点レーサーは一流という感じで見てきた。7点取れたら自信にもなると思う」と穏やかな表情で意気込む。
今節、手にした12号機は前節好ムードだった中堅機で「普通で下がったりはない。回転はしっかり上がっていたが起こしで鳴いている。水をつかませたい」と特訓後はペラ調整に励んだ。調整を合わせて、当地戦連覇へ気合の走りを見せる。