14日のDDT・カルッツかわさき大会で、赤井沙希(34)、雪妃真矢組が安納サオリ、松本都組に勝利した。

 松本の情念のこもった攻撃に押される一幕もあった赤井&雪妃のコンビ。しかし中盤以降、相手の松本が安納に意図的としか見えない誤爆を行うなど奇行を連発し、仲間割れ。最後は安納がぶん投げた松本に赤井が強烈な蹴りを叩き込んで3カウントを奪った。

 試合後、雪妃に安納を加え3人で退場した赤井は「この3人は華やかでいいですね。ママとチーママとナンバーワンみたい」と笑顔。安納も松本への嫌悪感をあらわに「私はこの2人が好きです」と話し、仲良く撮影を行った。一方、因果応報で1人になった松本は、赤井のポテンシャルを絶賛しつつ「もっとノビノビやってほしい。それを今日は伝えました。体を張って(赤井に)大事なことを伝えた」となぜか手応えを口にして、自ら率いる「崖のふち女子プロレス」への参戦を呼び掛けた。