米WWE・NXTが配信され、アダム・コール(31)が、またもNXT王者フィン・ベイラー(39)に裏切りの襲撃を敢行した。

 15日配信のテークオーバーでコールは、仲間のカイル・オライリーやベイリー、ロデリック・ストロングを裏切ったばかり。これを受けてオライリーから「NXTテイクオーバーでの出来事はショックだったし、混乱、怒り、失望を感じた。まだアダムを兄弟だと思っているから説明してほしい」とメッセージを送られた。しかし、そこに登場したのは同じくコールから裏切られたストロングとベイラー。3人はコールへの対応を巡り口論となり、その隙を突いてダン&オニー・ローカン&ダニー・バーチから襲撃された。

 その流れでメインはこの6人がタッグ戦で激突。試合は一進一退となったが終盤、コールがダン&ローカン&バーチに加担し大混乱に。そのさなか、味方に蹴りを誤爆させ動揺するベイラーにダンがビターエンドを決めて3カウントを奪った。

 まさかの敗北でショックを受ける王者ベイラーの顔面に、コールがスーパーキックを放ちとどめ。ベルトを強奪すると、まるで自分のもののように誇らしげに掲げた。コールの目的は、やはりベイラーのNXT王座だったようだ。