米WWE・NXTが配信され、NXT王者フィン・ベイラー(39)と盟友カイル・オライリー(33)を「NXTテイクオーバー:ベンジェンス・デイ」で襲撃した「アンディスピューテッド・エラ」のアダム・コール(31)が同じく盟友のロデリック・ストロング(37)をだまし打ちした。

 リング上でコールは「俺はオライリーがNXT王座奪取に繰り返して失敗したのが許せなかった。だが、俺はバカな間違いをした」とオライリーへの攻撃を反省。そこにストロングが登場し「今頃反省か? チームは信頼や愛情で成り立ってたのにお前は俺たちを裏切った。俺はオライリーがお前に攻撃しても助けるかどうかわからない」と心境を口にした。

 するとダッシュでベイラーが現れてコールを強襲。だが、コールはストロングが止めに入った隙にベイラーをスーパーキックでKOした。ベイラーを返り討ちにしたコールは「すべて俺が悪かった」と泣きながら謝罪すると、ストロングは「愛してるぞ。お前は兄弟だ」とハグを交わす。

 これで和解したかに思えたが、最後はコールが「お前は本当にバカだな」と言いながら裏切りのローブロー攻撃。さらにチームネックレスを引きちぎると、ストロングをスーパーキックで沈めた。

 コールの蛮行に場内スクリーンの観客は大ブーイング。果たしてこの内紛劇の行方は…。