人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズ完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(J・J・エイブラムス監督、2019年公開)が、2月26日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、午後9時)でテレビ初放送される。1977年公開(日本では1978年)の「新たなる希望」から数えて、42年の歴史に終止符を打った今作の見どころを紹介する。
ウナギノボリ
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「スカイウォーカーの夜明け」は、「新たなる希望」から続くシリーズに幕を下ろす作品。祖父ダース・ベイダーの遺志を継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの思いを受け継ぎ、フォースの力を覚醒させたレイたちの活躍が描かれる。
今作には、ランド・カルリジアンやパルパティーン(ダース・シディアス)、デス・スターなど、過去作から引用されたキャラクターや施設などが続々登場。加えて、ルーク、アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、クワイ=ガン・ジン、メイス・ウィンドゥ、ヨーダといった歴代ジェダイたちも音声で登場する。過去シリーズからのオマージュも盛り込まれており、幕引きにふさわしいオールスター感たっぷりの仕上げになっている。
また、2016年に死去したレイア役のキャリー・フィッシャーさんは、CGではなく本人の実写映像が登場する点にも注目だ。「フォースの覚醒」(2015年)、「最後のジェダイ」(2017年)で撮影された未使用映像が使用されている。
公開当時に行ったインタビューで、エイブラムス監督は「敬意を払うというのはとっても大事なことで、好きなキャリー・フィッシャーをどうしてもレイアとして出演させたいと思っていました。『フォースの覚醒』のフッテージ(未使用映像)が残っていて、組み込むことができました」と経緯を明かしている。
賛否両論を巻き起こした「スター・ウォーズ」続三部作であるが、「スカイウォーカーの夜明け」では過去作へのリスペクトを感じられ、シリーズの締めとしてもきれいにまとまっている。“スター・ウォーズ愛”に満ちた本作を堪能してほしい。
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