元ブラジル代表FWでスペイン1部バルセロナなどで活躍したロナウジーニョ氏(40)が、アルコール依存症一直線の生活を送っている。

 酒好きは今に始まったことではないが、ブラジルメディア「エクストラ」によると、先月20日に母ドーニャ・ミゲリーナさん(享年71)が新型コロナウイルス感染による合併症で死去したことで、その傾向がさらに強まったという。同氏の友人は「毎日がパーティーのようで彼は朝からウォッカ、ウイスキー、ジンを飲み始め、翌朝まで飲み続けている。以前からパーティーはよくやっていたが、母親が亡くなってから酒浸りが、さらに激しくなっている」と証言している。

 別の友人は、このままでは依存症になってしまうと心配した上で、交友関係も懸念している。「彼は非常に大きな心を持っており、友人に対して寛大に接している。しかし、それらすべてが本物であるわけではなく、そういう人物が自分自身に害を及ぼしていることに気付いていない」と指摘。かつての名声を利用しようとする輩が、ロナウジーニョ氏に近づいており、何かのトラブルに巻き込まれる可能性も否定できないわけだ。

 昨年3月には偽造パスポート利用でパラグアイに入国したとして同国で逮捕。保釈後もホテルで軟禁生活を強いられ、逮捕から約5か月後、ようやく自由の身になっていた。