柔道のバルセロナ五輪男子71キロ級金メダリストで〝平成の三四郎〟こと古賀稔彦さんが24日朝、53歳で死去したことを受けて、女子63キロ級で五輪2大会金メダリストの谷本歩実氏(39)が追悼のコメントを発表した。

 谷本氏は「突然の訃報に接し驚いています。とても熱血漢で良い指導を受け、感謝しております。思い出は尽きませんが心よりご冥福をお祈り申し上げます」と言葉少なに故人をしのんだ。

 2004年アテネ五輪ではオール一本勝ちし、コーチを務めていた古賀さんに飛びついて抱きつく姿は日本中の感動を呼んだ。二人三脚で歩んだ恩師と愛弟子という関係だっただけに、ショックの大きさがうかがい知れる。