AKB48卒業を発表した高城亜樹(24)が26日、東京・赤坂レッドシアターで初日を迎える舞台「カサネ」のゲネプロ、囲み取材に出席した。

 自身初出演の舞台で、遠藤雄弥(28)とダブル主演。「卒業を発表してから、女優としての初仕事なので、すごく気合が入っています。すてきな先輩たちと初日を迎えられてうれしい」と喜びを表現した。

 昨年、テレビ東京で放送された同名ドラマの舞台化。高城の役どころは、口が悪くて礼儀知らずの女の子で、「普段の自分とのギャップがすごく大きい役」と説明した。ところが、今野浩喜(37)は高城について、「ボロクソに言うのが、さまになっている。俺は普段から口が悪いんだろうなと思う。『このクソタレが!』の言い方が、うまいです」と暴露。高城は「うそー! そんなこと…」と絶句しつつ、今野に向けて「このクソタレが!」と絶叫した。さらに「(今野には)感情が乗せやすい」と畳み掛け、笑わせた。

 卒業後、女優を目指す高城は、目標とする俳優を聞かれると「温水洋一さん」と答え、天然ぶりを発揮した。すると、酒井敏也が「温水君が好きなんですか。僕はよく(温水と)間違えられるんです。仲はいいけど、一番いやだ」と、表情を曇らせた。高城が「舞台が終わるころには、(憧れの俳優が)酒井さんになっているかも」とフォローすると、今野が「そうなるように頑張れということですよ」とエールを送った。

 ほかに入山法子が出席した。