永井豪さん、石川賢さんの人気マンガ「ゲッターロボ」シリーズの最終章が原作のテレビアニメ「ゲッターロボ アーク」のオンライントークイベントが4月17日、YouTubeライブで実施され、主人公・流拓馬役の内田雄馬さん、「真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日」などで流竜馬を演じた石川英郎さんが登場した。内田さんは、武器を振りかざす時のせりふ「ゲッタートマホーク!」を生披露した。
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「ゲッターロボ アーク」の収録は始まったばかりといい、内田さんは「(流拓馬が)どういう人なのか、探りながら収録に臨んでいます。見た目もワイルドなので、せりふもパワーがある。パッと決断するような思い切りの良さがあるので、彼の持っているパワー感を大切にしながらやっています」と話した。
内田さんが演じる流拓馬は、石川さんが演じてきた流竜馬の息子。内田さんは、収録では、石川さんが演じた竜馬を参考にしたといい、「やはり、(拓馬を演じるにあたっては)竜馬のデータが知りたい。テイストを入れたいと思った時に『ゲッタートマホーク』だと思って……。『トマホーク』という叫びが『トマホウウク』と『ウ』と聞こえる。そこをとても意識しました」と明かした。石川さんは「そうだったの!?」と驚き、「だって(当時の)台本にそう書いてあるんだもん」と笑顔で語った。
イベントでは、内田さんが「ゲッタートマホーク」というせりふを披露することに。「本邦初公開なんですけど……」と言いながら、せりふを披露すると、石川さんは「“ウ”が見えましたね!」と太鼓判を押していた。
終盤は、アニメのオープニングテーマ、エンディングテーマを担当するアニソンユニット「JAM Project」の影山ヒロノブさんのビデオメッセージが流され、オープニングテーマ「Bloodlines~運命の血統~」の一部が初披露された。
「ゲッターロボ アーク」は、1974年に連載始まった「ゲッターロボ」をはじめとする「ゲッターロボ・サーガ」の最終章。「ゲッターロボ」は、「ゲッターロボG」(1975年)、「ゲッターロボ號」(1991年)、「真ゲッターロボ」(1997年)などが描かれ、「ゲッターロボ・サーガ」は、双葉社の「アクションピザッツ」増刊の「スーパーロボットマガジン」で2001年に連載スタートした。石川さんが亡くなったため、「ゲッターロボ アーク」は未完となっている。テレビアニメは7月から放送される。
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