イングランド・プレミアリーグのトットナムに所属する韓国代表FW孫興民(28)がインスタグラムを更新し、解任されたジョゼ・モウリーニョ監督(58)へ感謝の言葉をつづった。

 2019年11月にトットナムの指揮官に就任したモウリーニョ氏は14位だったチームを6位にまで引き上げたが、今季は伸び悩み、リーグ7位で来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権(4位以内)獲得が厳しい状況にあり、19日に解任が発表された。

 孫はモウリーニョ監督とのツーショット写真を自身のSNSに掲載し「自分の気持ちを言葉では言い表せない。あなたと一緒に仕事をすることができ、とても光栄だった。物事がうまくいかなかったことをおわびしたい。僕たちが一緒に過ごした時間に心から感謝をしている。将来の幸運を祈っている」とのメッセージを書き込んだ。

 これまで孫がジャッジをめぐる問題や人種差別的な発言を受けたときも常に擁護し、気にかけてくれた指揮官だけに、解任には少なからず責任を感じているようだ。

 また、同クラブのエースでイングランド代表FWハリー・ケイン(27)も自身のツイッターを更新し「今までありがとう。ボス。あなたと働けたことは光栄だ。次の場所でボスの幸せを祈る」とつぶやいた。