吉本新喜劇女優で「バレリーナ芸人」の松浦景子(27)が24日、15日に発売した初の著書「松浦景子のバレエあるある」(マキノ出版)のオンラインサイン会を行った。

著書では、総再生回数7000万を突破した公式YouTubeチャンネル「松浦景子の『けっけちゃんねる』」で披露してきた「バレエあるある」などを紹介。松浦は「本をものすごく出したくて、どうやったら出せるんやろうと。早いこと夢がかなってうれしい」と喜び、「興味があるけど1歩が出なかったり、悩んでる方とか遅く始めた方とかの味方になりたい。元気になる本になれば」とアピールした。

松浦は、YouTubeチャンネルなどでバレエのオンラインレッスンを行っていることで、「先生じゃないのに人に教えるな」などといった批判が多数寄せられていることを明かし、話題となっていた。

それについて、松浦は「あんなに大きく取り上げられると思ってなくて、やっちゃったな感はあった。バレエがダメなイメージを与えてしまったのではないかと心配に。マイナスイメージも出してしまったなと反省もしてる」と振り返った。

その上で「逆にそれが新鮮だととらえてくださった方もいて『お前、こんなことやってたんや』って、むしろ褒めてもらえたことも。誹謗(ひぼう)中傷はおいといて。『そういう活動してたんや』って逆に励まされた」とも明かした。

18日に亡くなった吉本新喜劇の大先輩、チャーリー浜さんについて、松浦は「印象としては怖そう、厳しそうだけど、私の中で一番優しい先輩だったと思う」と振り返った。バレエネタにも「『前向きに続けなさい』と背中を押してもらった」と感謝の思いを語った。

松浦は3歳でクラシックバレエを習い始めた。15年に吉本新喜劇に入団。