巨人・広岡大志内野手(24)が21日の中日戦(バンテリン)で、貴重な先制2号ソロをかっ飛ばした。

 難敵を相手に、打線は5回二死まで無安打に封じられ、にわかにノーヒットノーランの予感も漂い始めていたその時だ。「6番・遊撃」で先発出場した広岡は、真ん中付近に入ってきた135キロのツーシームを逃さずとらえ、左中間スタンドに放り込んだ。打たれた左腕は肩を落としてガックリだ。

 3月にヤクルトからトレード加入し、新天地ではこれが2発目の本塁打。その記念すべき〝巨人1号〟は4月13日の中日戦(東京ドーム)でマークしたもので、相手は同じ大野雄だった。

 不動の遊撃手・坂本が故障で離脱するなか、4月25日以来のスタメンとなった広岡が存在感を示している。