明石家さんま(65)が29日深夜放送の毎日放送ラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。女優・大竹しのぶ(63)との離婚原因を改めて告白した。

 さんまはアニメーション映画「漁港の肉子ちゃん」を企画プロデュースし、肉子役に起用した大竹とともに26日、完成報告会に登壇した。

 その時の様子をさんまは「すごいフラッシュで、パッと見たらとなりに大竹さんいるから、離婚会見以来。ほんで、俺、サービス精神が病的なんで、なんかこの人ら(報道陣)に事件を一つ与えてあげたいと思ってしまう。だから一瞬、『ほんまに再婚したろかな』と。すぐ別れたらええことですから」と“再婚発言”の理由を回想。

 さらに「ほんまにありがたい。今回の声をやっていただいて。さすが大竹しのぶ」とその声を絶賛し「考えてみたら、仕事を辞めることが条件で結婚して。仕事を始めたんで『これは違うぞ』というのでケンカになったり、それもあるんです。仕事辞めるっていう条件で結婚して、仕事始めるって言うのでもめごとが起こって離婚につながんねん」と打ち明けた。

 これを聞いた共演者の村上ショージが「ええー!」と驚きの声をあげると、さんまは「僕は結婚の時、仕事を辞めないだろうと思って言ったんです、実は。『仕事辞めるんなら結婚します。二千翔(にちか=長男)の面倒みるけど、辞められないでしょ?』って。そしたら『辞める』ということでああいうかたちになったんです。『大竹しのぶを捨てれないでしょ?』と。そしたら『捨てる』ということだった。これは責任重大やと思って相手のリクエスト通りしたんですけどね」となれそめを振り返った。

 村上が大竹の周囲が「放っておかなかったのでは?」と指摘すると、さんまは「まあそうやろね」と同意し「IMALUが生まれたばっかりやし、3歳までは家にいてあげてほしかったというのは(あった)。俺はそうなんです。だからそういうことでいろいろあったんです」と心境を激白。

 続けて「『仕事辞めるなら結婚します』『仕事始めるなら離婚します』。単純に言うとそういうことなんやけど、今回、仕事お願いするって…もう訳わからん」と語り笑いを誘った。