お笑い芸人の間寛平(71)が6日、都内で「芸能生活50周年+1記念ツアー『いくつになってもあまえんぼう』」を開催した。

 同公演は、寛平が座長を務める新喜劇と、中川家、次長課長、千鳥などによるネタの寄せが行われた。

 寛平は昨年、芸能生活50周年を迎え、ツアーを予定していたが、コロナ禍で1年延期に。今回は客席の数を半分にして開催された。寛平は「残念には思うけど、できたということが一番幸せ」「お客さんが半分というのが、自分の中で寂しいなと。まあ、仕方がないこと」と心境を語った。

 新喜劇には辻本茂雄、未知やすえ、池乃めだからが出演。さらに旅役者の役柄で村上ショージ、ジミー大西とともに、明石家さんまがサプライズゲストとして登場。観客からは大きな拍手が湧き起こった。

 寛平はさんまとの共演を振り返り「おととし以来。NGKで毎年寛平祭りをやっているけど、コロナでできなかった」「(さんまは)怖いですね。どんどん振るから、それに対してボケなあかんから…」と吐露。

 さらに「台本はあるんですけど、出てきた時から全部アドリブ。急に振られても、面白いボケができない。ジミーが怒られている時、ほっとできた」と明かした。