日本維新の会の鈴木宗男参院議員(73)が7日、ブログを更新。東京五輪・パラリンピックでボランティアの辞退が相次ぎ、人手不足が懸念されている問題で、「国会議員や秘書が参加すべき」と訴えた。

 宗男氏は陸上男子の山県亮太(28)が100メートルで日本新記録をマークした快挙と体操の内村航平(32)が個人枠で代表入りしたニュースに拍手喝采。

「東京オリンピック・パラリンピック開催反対の朝日新聞系列のテレビ朝日も勿論、大きく報道していた。スポーツの感動は多くの人に計り知れない勇気や希望を与える。今日の全国紙朝刊も1面で扱っていることを見ても明らかである」と指摘した。

 そのうえで徹底的なコロナ対策を行ったうえで、五輪の開催を望む宗男氏は「ボランティアの辞退者が出ているそうだが、国会も終わっているので、国会議員、秘書団がボランティアに参加しても良いのではないか。即戦力の人材は私の周りにも何人も居る。ボランティアなどという仰々しい形でなくても、手作りの国際友好は出来ることを示して行こうではないか」と解決策を提唱した。

 今国会は今月16日までで、与党は延長しない方針だ。