配信されたWWEのNXT大会で、NXTクルーザー級王者KUSHIDA(38)が、オープンチャレンジマッチでトレイ・バクスター(23)をホバーボードロックで仕留めて防衛に成功。強豪カイル・オライリー(34)の対戦要求を受諾して来週大会での対戦が決定した。

 KUSHIDAはデビュー戦となるバクスターにハリケーンラナや延髄斬りを決められ劣勢となるや、オライリーがリングサイドに現れ観戦。これで奮い立ったKUSHIDAはアームブリーカーや掌底、マサヒロ・タナカ(右ストレート)を放ち、最後は必殺のホバーボードロックでタップを奪った。

 試合後、オライリーはリングに上がると「俺もお前もベストな対戦相手を望んでいる。来週、俺との対戦はどうだ」と要求するとKUSHIDAは「準備はできている」と快諾した。オライリーは新日本プロレス時代のライバルで、14日配信の「NXTテイクオーバー・イン・ユア・ハウス」でNXT王者カリオン・クロス(35)に5WAY戦で挑み、惜敗したばかりの実力者だ。

 その後、KUSHIDAは自身のツイッターで「明らかに(クルーザー級)タイトルの価値が前より上がっている」と防衛を誇ると同時に、待ちわびたオライリー戦については「ついにお前と1対1で対戦する時がきた」と興奮を抑えきれない言葉をつづっていた。