ボートレース蒲郡の「蒲郡市観光協会会長杯争奪 蒲郡あじさい特別」が17日に開幕した。

 前節のGⅠ・開設66周年記念の優出機は使用されておらず、エンジン相場は読みにくいが、その中でも金子賢志(30=群馬)が駆る26号機は、上位にランクする好素性機で、初日からそのパワーを発揮した。

 初戦となった7R、進入固定戦の5号艇でアウトから角度良く切り込み、まくり差して好発進を決めた。「1Mは行き過ぎた、と思ったけど、自分が思っていた以上に舟がしっかり返ってきて、いいところに入れましたね。このエンジンは前節の記念で川崎(智幸、54=岡山)さんが、しっかり仕上げてくれている。あとは自分が調整を外さないようにするだけですね」と手応えをつかみ取っている。

 後半戦の11Rでは4コースのカドから力強く攻め込んでまくり快勝。改めて機力の違いを見せつけた。

 18日の2日目、メインの12Rでは6号艇で登場。6コース発進が濃厚だが、この舟足ならチャンスは十分ありそうだ。