日本トップリーグ連携機構は1日、理事会において承認された2021、22年度の役員一覧を発表。〝失言グセ〟で何かと世間を騒がせたメンバーも名を連ねた。

 名誉会長の森喜朗氏(83)、代表理事会長の川淵三郎氏(84)、代表理事副会長の麻生太郎氏(80)はいずれも再任。新理事には、08年北京五輪競泳女子100メートル背泳ぎ代表の伊藤華英氏(36)、日本女子プロサッカーリーグの岡島喜久子理事長(63)らが選出された。

 森氏は東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を務めていた2月に「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。その他にもさまざまな失言を繰り返し、辞任に追い込まれた。

 その後、森氏は水面下で川淵氏に次期組織委会長を打診したが、川淵氏は自宅に集まった報道陣に「サービス精神が旺盛だからどんどん話してしまう」と内情を暴露。〝老々交代〟だと批判を浴び、就任を断念せざるを得ない状況となった。

 麻生氏も定期的に失言を繰り返している。3月に記者団を前に「マスクなんていつまでやるのか」と発言。先月25日には、東京都議選の自民党新人候補の応援演説で、過労で休養していた小池百合子東京都知事(68)について「自分でまいた種でしょうが」と述べている。