声優森久保祥太郎が5日、都内で行われたアニメ映画「リクはよわくない」(荒川眞嗣監督、10月公開)アフレコ終了報告会で「8年くらい、ヨークシャーテリアがいて…黙っていてカミングアウトしました」と、犬を飼っていることを告白した。

森久保は、bayfmで生番組「The BAY☆LINE」(金曜午後4時)のMCをしており「生放送のラジオのレギュラーの中で、毎週、面白い話が出来ず、カミングアウトすると毎週、犬の話をしてしまう。ラジオDJの禁じ手として、犬を飼っていると言えず…どこが犬好きだと言われるかも知れないがカミングアウトします。やっと話せた」と笑みを浮かべた。

「リクはよわくない」は、坂上忍(54)が愛犬リクとのかけがえのない日々を絵本として書き下ろし、野性爆弾のくっきー! が挿絵を描いた絵本が原作。5歳の「ぼく」が5匹の犬の兄弟たちとの日々を通して命の大切さを学んでいく物語で、20年4月に刊行されると、今年4月現在で2万2000部を突破した。

劇中で犬のマルちゃんを演じた森久保は「4歳になる娘がいます。言葉は通じないけれど、気持ちは通じるし、ワンちゃんにも気持ち、思いがあると感じて欲しい。台本を読んで、うちのワンちゃんもこう思っているのかと…忘れかけていた部分を感じた…家族だと」と、かみしめるように語った。