J1横浜FCは5日、ドイツ2部ザンクパウリのドイツ五輪代表GKスベンド・ブローダーセン(24)を完全移籍で獲得したと発表した。クラブによると、同選手は東京五輪に出場後にチームに合流するが、時期は未定という。

 今季の横浜FCはリーグ21試合を終えて1勝5分け15敗の勝ち点8で最下位。しかもリーグワーストの失点51と守備の再構築が求められており、ドイツの各世代別代表に選出されてきたブローダーセン加入で現状打破を目指す。

 同選手はクラブを通じて「私の子供時代は、任天堂、ゴジラ、サムライ、ワイルドスピードX TOKYODRIFTなどを通じて、日本の文化に多大な影響を受けていました。それ以来、いつか日本に来ることが私の夢になったのですが、今その夢は現実となりました。この素晴らしい機会を与えてくれた横浜FCにとても感謝しています。私はピッチでの仕事や日本社会の一員となるためのすべての行為に全力を尽くします」などとコメントした。